無金、然有食材調理之、不亦楽乎


 一昨日、気づくと散財していたため、昨日は食材を買わず家にあったもので飢えを凌ぐ。冷蔵庫を見ると豚バラ肉、大根、水菜、玉ねぎなどがあったので、さて何を作ろうかと一思案。これも良い機会かと、最近思いついた料理を試す。多分、いや、かなりの確立で、間違いなく、そこそこに食べられるものにはなるだろうと思っていたけど、予想より美味しく食べられ嬉しくなる。よってここに笑覧を乞うしだい。

  • お好み焼
  • 材料
    • 豚バラ肉(約100g)
    • 水菜(一把)
    • 大根(1本の1/8位)
    • 小麦粉(適当)
    • ダシの素(5g)
    • ゴマ油(適当)

 調理開始。水菜を適当(多分3cm位)にザク切り。ボウルに小麦粉とカツオ節の素を入れ、少しづつ水を加えながらダマができないようによく混ぜる。そこに水菜を入れ、混ぜる。これで生地終了。次いで大根の皮を向き適当(多分、厚さ5mm位)に切っておく。スキレットを火にかけ熱する。十分に熱したら、ごま油を多めに入れ極々弱火にしておく。ここに大根を敷き詰め、うっすらと焦げ目がつくまで焼いておく。その間に豚バラ肉を適当な長さに切っておく。大根が良い感じに焼けていたら、生地を全部流し入れ、その上に豚バラ肉を載せる。箸やヘラで適当に整形し、スキレットを揺らし、生地が動くようになったら裏返す。様子を見ながら豚バラ肉に焦げ目がついたところでもう一度裏返し、何となく良い頃合を見計らって皿に移し変える。完成。ソース、マヨネーズ、削り節をかけて食べる。

 手始めに熱々の大根を口に運ぶとごま油の風味が鼻腔をくすぐる。歯を立てると旨味のある汁が舌を打つ。お、これは成功かと思いながら生地に箸を入れると、もっちりとした手応え。ソースとマヨネーズを塗し口に入れると、豚の甘味が口中に広がり、続けて水菜の淡白な味が舌を洗う。あ、これいいわ。好み好み。もちもちした生地の加減、意外と残った水菜の歯ごたえ、ざくりとした大根の歯ざわりとテクスチャーも中々のもの。わーい。レシピがまた増えた。